KDPのノド側余白はページ数ごとにどれくらい必要?
最終的な本文のページ数からKDPのノド側余白の最小値を調べ、見開きの左右を確認します。
KDPの本では通常、最終ページ数が増えるほど広いノド側余白が必要です。白紙も含めて完成した本文PDFの全ページを数え、対応するKDPの最小値を調べます。重要な文字や絵は綴じ目から十分離してください。
ノド側余白はどこ?
開いた本の中央の綴じ目の近くに残す空間がノド側余白です。小口側余白は反対側の端にあります。場所も必要な最小値のルールも異なります。
塗り足しの要否とPDF寸法については、こちらを参照してください。 KDP本文の塗り足し
| 余白 | 場所 | 確認点 |
|---|---|---|
| ノド側余白 | 開いた本の中央、綴じ目の隣 | 最終ページ数に対する最小値 |
| 小口側余白 | 綴じ目と反対側の端 | 塗り足しの有無に対する最小値 |
最終ページ数別のノド側余白の最小値
以下はKDP本文の余白の最小値です。ページ数が増えて本が厚くなるほど、綴じ目の近くに広い空間が必要です。
| 最終ページ数 | ノド側の最小値 | 小口側:塗り足しなし | 小口側:塗り足しあり |
|---|---|---|---|
| 24~150 | 0.375インチ(9.6 mm) | 0.25インチ以上(6.4 mm) | 0.375インチ以上(9.6 mm) |
| 151~300 | 0.5インチ(12.7 mm) | 0.25インチ以上(6.4 mm) | 0.375インチ以上(9.6 mm) |
| 301~500 | 0.625インチ(15.9 mm) | 0.25インチ以上(6.4 mm) | 0.375インチ以上(9.6 mm) |
| 501~700 | 0.75インチ(19.1 mm) | 0.25インチ以上(6.4 mm) | 0.375インチ以上(9.6 mm) |
| 701~828 | 0.875インチ(22.3 mm) | 0.25インチ以上(6.4 mm) | 0.375インチ以上(9.6 mm) |
たとえば120ページの本には最低0.375インチ、320ページの本には最低0.625インチのノド側余白が必要です。判型が同じでも必要な幅は変わります。
これは余白の表であり、判型、用紙、インクのすべての組み合わせで828ページまで作れるという意味ではありません。選んだ印刷設定で対応するページ数を確認し、重要な要素には最小値より余裕を持たせてください。
KDP公式の余白の案内を2026年九月29日に確認しました。
二つのページ数を図で比べる
120ページと320ページの本の見開きを並べてみます。本が厚いほど、中央の綴じ目に文字や絵が隠れないよう、広い余白が必要です。

見開きの左右を別々に確認する
左ページと右ページでは、綴じ目に接する側が逆です。同じ画像を両方に同じように置くと、一方の小口側余白は十分でも、もう一方の文字や顔が中央に寄りすぎることがあります。
表の値は最小値です。厚い本は平らに開きにくいため、必要なら重要な要素を綴じ目からさらに離し、代表的な見開きを実寸で確認してください。
| ページ | 確認する綴じ目側 | 確認する小口側 |
|---|---|---|
| 左ページ | 右端付近の文字や絵 | 左端付近の重要な要素 |
| 右ページ | 左端付近の文字や絵 | 右端付近の重要な要素 |
本文を順番に準備する
- 判型と印刷設定を決め、対応するページ数の範囲を確認します。
- 白紙も含め、最終的な本文PDFのページを数えます。
- 表を使い、その最終ページ数に対応するノド側余白の最小値を調べます。
- 元のページで、文字や重要な絵を綴じ目から離します。左右のページを両方確認します。
- PDFを書き出し、KDP Print Previewerで余白の警告と実際の配置を確認します。必要なら元データを直し、新しいPDFをアップロードします。
ページ数が確定した後のチェックリスト
ページ数が変わると必要なノド側余白の区分も変わることがあります。表紙を準備する前に、完成した本文PDFで計算し直します。
最終的な本文と表紙を照合するには、こちらを参照してください。 公開前の最終チェック
- 白紙も含めて最終的な本文PDFの全ページを数えたか?
- 選んだ判型、用紙、インクでそのページ数に対応しているか?
- 最終ページ数に対応するノド側余白の区分を再確認したか?
- 左右両方のページで綴じ目側を確認したか?
- 見出し、文字、顔などの重要な要素は最小線より十分内側にあるか?
- 塗り足しの有無に応じた小口側余白を別に確認したか?
- KDP Print Previewerで警告の出たページと見開きを見たか?
ノド側余白でよくある間違い
- 白紙を除いてページを数える:書き出した本文PDFの全ページを使います。
- 左右のページで同じ外端だけを見る:綴じ目側は見開きの中央で向かい合います。
- 最小線ぎりぎりに文字を置く:条件を満たしても読みづらくなるので、余裕を残します。
- ページを増やしても元の余白を使い続ける:区分が変わったら元の配置とPDFを見直します。
問題が起きたとき
文字や絵が開いた本の中央に隠れます。
ノド側余白が最終ページ数に合っているか確認します。最小値を満たしていても見開きが読みづらいなら、元データの重要な要素を綴じ目からさらに離してください。
KDPに余白が小さすぎると表示されます。
Print Previewerで指摘されたページと端を特定します。最終ページ数の区分、ノド側と小口側の余白を別々に確認し、元データを修正して新しいPDFをアップロードしてください。
左ページだけ綴じ目に近く見えます。
左ページの綴じ目は右側です。左右それぞれの内側を確認し、左ページの重要な要素を中央から離してPDFを作り直します。
ページを追加した後、余白の警告が出ました。
最終ページ数が次のノド側余白の区分に入った可能性があります。白紙を含めて新しいPDFを数え、対応する最小値を適用し、再アップロード後に警告ページを確認してください。
ノド側余白を広げたら、小口側の絵が切れました。
ノド側と小口側を取り違えたか、画像がずれた可能性があります。元データで両方を別々に確認し、絵を配置し直して新しいPDFをPrint Previewerと比べます。
LalabbとKDPで確認すること
Book Studioでは最終ページ数を確認し、本文PDFを作成できます。現在の画面ではノド側余白を直接調整したり、元の文字や絵を綴じ目から自動で移動したりはできません。元のページを作る段階で余白を確保し、PDFをKDP Print Previewerで確認してください。LalabbはKDPの承認や実物の印刷結果を保証できません。
よくある質問
ノド側余白の区分を決めるとき、白紙もページ数に含めますか?
はい。白紙を含む最終的な本文PDFのページ数を使います。
編集中にページ数が次の区分に入ったら?
最終ページ数で新しい最小値を調べ、元のページの重要な文字や絵がその余白を守っているか確認します。
小口側とノド側の余白は同じ幅でなければいけませんか?
いいえ。KDPのノド側の最小値は最終ページ数の区分、小口側の最小値は本文の塗り足しの有無によって決まります。
Book Studioが不足したノド側余白を自動で直しますか?
いいえ。現在の画面では元のページの文字や絵を綴じ目から自動で移動しません。元データを直し、新しいPDFを確認してください。
ノド側余白の最小値を満たせば、読みやすさは保証されますか?
いいえ。最小値は出発点です。重要な要素にはさらに余裕を取り、書き出したPDFとKDP Print Previewerで開いた見開きを確認します。
ノド側余白は判型ではなくページ数だけで決まりますか?
このKDPの表では最終ページ数からノド側の最小値の区分を調べます。ただし対応するページ数は判型、用紙、インクにも左右されるため、先に印刷設定を確認してください。
左右のページの内側は同じ側ですか?
いいえ。見開きでは左ページの右端と右ページの左端が中央の綴じ目に向かいます。両方を確認してください。
絵本や塗り絵本にもノド側余白の確認は必要ですか?
はい。文字が少なくても、絵や塗る部分の重要な箇所が綴じ目に隠れることがあります。代表的な見開きを実寸で確認し、必要なら元の絵を調整してください。
ページ数が下の区分に減ったら、余白を狭くする必要がありますか?
いいえ。新しい最小値より広い余白を維持できます。ただし最終PDFのバランスと読みやすさは確認してください。
ノド側余白と塗り足しを一つの寸法として扱えますか?
いいえ。ノド側余白は綴じ目で重要な要素を守り、塗り足しは背景を小口側の仕上がり線の外まで伸ばします。場所と目的が異なるので別々に確認します。
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本づくりの流れ
- 内容を作る
- ファイルを準備
- ページを集める
- Book Studio
- Cover Studio
- 最終確認
Book Studioで最終ページ数を確認し、本文PDFを作成します。
KDP Print Previewerで綴じ目側の配置を確認します。