ぬりえ本の入稿用PDFを作るチェック手順
ぬりえ本の本文PDFは、線画が見えるだけでは十分ではありません。判型に合うページ寸法、必要な解像度、線の濃さと太さ、塗る領域の余裕、片面・両面の設計、ページ順をまとめて確認する必要があります。日本語で使いやすい入稿前チェックの順序を整理します。
原画を必要ピクセル数で用意し、白地と黒線のコントラスト、細線の欠け、圧縮ノイズを確認します。判型と塗り足しに合わせて全ページを同じ寸法で組み、重要な線画を余白とノド側から離します。PDF化した後はページ数、順番、白ページ、片面設計、実寸表示を点検し、入稿先の最新仕様と照合します。
線画と画像解像度を整える
ぬりえの主役は線です。薄すぎるグレー、極端に細い線、ぼやけた輪郭、消し残し、JPG圧縮による汚れがないか、100%表示と縮小表示の両方で確認します。
各ページは印刷寸法に対して十分なピクセル数を持たせます。300 DPIは一般的な準備目安ですが、単に画像を拡大せず、元原稿の線が実際に鮮明かを優先してください。
- 判型から必要ピクセル数を計算します。
- 代表ページを100%表示で確認します。
- 薄い線、ノイズ、端の欠けを修正します。
片面設計とページ構成を確認
画材の裏抜けを考えて片面ぬりえにする場合は、ぬりえ面と裏面の配置を最初に設計します。PDF上のページ番号と、読者が本を開いたときの左右位置を混同しないようにします。
扉、著作権表示、使い方、試し塗りページなどを含める場合も、最終ページ数へ数えます。意図した白ページが削除されていないか、不要な白ページが増えていないか確認します。
PDF全体を入稿前に通読
画像をPDFへまとめた後、全ページの寸法、向き、ページ順、余白、ノド側の位置を通して見ます。線画の主要部分が断裁線や綴じ側へ近すぎるページは個別に戻して修正します。
最後は入稿先のプレビューと、可能なら実際の印刷見本で確認します。紙の色や質、印刷方式によって線の見え方と塗り心地が変わるため、画面だけで完成を判断しないことが重要です。
よくある質問
ぬりえ線画はPNGとJPGのどちらがよいですか?
線画の保存にはPNGが輪郭を保ちやすい傾向があります。最終的にはPDFへ配置した後の見え方と、利用先が受け付ける形式を確認してください。
片面ぬりえには必ず白い裏面が必要ですか?
本の設計と意図によります。片面にしたい場合は、印刷後の左右位置を考え、ページ順と白ページをPDF全体で確認してください。
PDFを作れば画像のDPIは自動で整いますか?
PDF化だけでは元画像の情報量は増えません。配置後の実寸とピクセル数、線の鮮明さを確認する必要があります。
関連ツールで確認する
ページ画像を正しい順番に並べ、確認用の一冊分PDFへまとめます。
ぬりえPDFを作成 プライバシー